若草山焼き【撮影スポット・鑑賞場所】

 この記事では「若草山焼き」の撮影スポットや、鑑賞場所をご紹介します。若草山麓や奈良公園の浮雲園地、春日園地、平城宮跡や大池がその代表的なスポットです。また奈良県庁の屋上や奈良公園バスターミナルでは事前申し込みによる開放もあります。


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若草山焼とは

▼実際の見え方に近い写真


 若草山焼きとは、1月の第4土曜日に開催される伝統行事です。打ち上げ花火の後、山に火が放たれ若草山の草が燃やされます。由来は諸説ありますが若草山の山頂にある古墳の霊を治める目的が起源とされています。

 

 当初は自然発生的に民衆により火がつけられていましたが、江戸後期からは東大寺、興福寺、奈良奉行の立ち合いで実施。明治以降は夜間に行われるようになり昭和後期からは奈良県が、現在は奈良県を事務局とする実行委員会が主催しています。現在の機能としては若草山の公園管理上の「野焼き」としての意味もあり焼残った部分は後日に野焼きで処理されます。また、開催日もハッピーマンデー法やセンター試験の実施などで日程の変更が相次いでいましたがここ数年は1月の第4土曜日に落ち着いています。

 

 近年では日中より若草山山麓にて「鹿せんべいとばし大会」などの催し物が開催されていたり、若草山山麓での特別席の開設、市街地のホテルなどでの屋上開放などがあり奈良の一大イベントの様相です。ただ起源やその後の経緯などから「イベント」でも「宗教行事」でもなく「伝統行事」として行われています。

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若草山焼 どこから見る?

若草山麓

 若草山の山麓、通称「若草山麓」は燃え上がる炎を目の前で見ることができる鑑賞スポットです。近年ではこの場所で鑑賞しようと沢山の人が集まっており「ごったがえしている」状態になっているとの報告もありますので、その点は注意が必要かもしれません。


奈良公園 浮雲園地

 奈良春日野国際フォーラム甍の前にある大きな広場です。こちらも若草山に比較的近い場所の中では開けておりお勧めのスポットです。場所によっては木に邪魔される可能性もありますので、明るいうちの下見が必要かもしれません。


奈良公園 春日野園地

 先ほどの奈良公園浮雲園地の隣にあり、比較的近い距離で若草山焼きを鑑賞することができるスポットです。こちらも、場所によっては見えない所もありますので事前の下見をお勧めします。


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平城宮跡

 奈良公園から数キロ離れた場所にある遺跡公園です。離れているので炎の迫力を感じることはできませんが、燃える山をゆっくり若草山焼きを鑑賞する場所です。ただし朱雀門と重なり絵になる場所や佐紀池などの「若草山焼きの撮影スポット」は早くから場所取り合戦が繰り広げられますので注意が必要です。

 尚、朱雀門ひろばの一部を除き、夜間の観光を想定しての整備がなされておらず足元が大変危険であることを併せてお伝えします。

 見えない場所もありますので、事前の下見をお勧めします。


写真は第二次大極殿から。

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西ノ京大池

 西ノ京エリアにある「大池」畔は薬師寺の塔と若草山が写真に同時に写るスポットとして有名な場所です。ただし、そこにあるのは「歩道だけ」で特段の観光施設の整備もなく、撮影スポットとしての場所取り合戦が早くから行われるスポットの一つです。


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県関連施設の開放

◎例年の開催内容を記載しています。

 このページをご覧になられている際の開催内容とは異なる場合がありますので、公式媒体をご確認ください。

奈良県庁屋上

 奈良県庁の屋上は周囲に高い建物が他に無く、非常に見晴らしの良い鑑賞スポットです。毎年、人数限定の事前申込(抽選)で鑑賞することが可能です。応募方法などは奈良県の広報紙やウェブサイトをご覧ください(担当:管財課)。


奈良県議会 正副議長室

 奈良県庁内の議会棟にある正副議長室が身体に障害がある車イス利用の県内在住者と介護者に限定して、事前応募の抽選で鑑賞することができます。応募方法などは奈良県の広報紙やウェブサイトをご覧ください(担当:奈良県議会事務局総務課)。

奈良公園バスターミナル屋上

 奈良県庁の隣に2019年に開業した「奈良公園バスターミナル」の屋上が人数限定で事前応募(抽選)で鑑賞することが可能です。応募方法は奈良県の広報紙やウェブサイトをご覧ください(担当:奈良公園室)。



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