奈良の古民家街にショップやランチ処などが並ぶ「ならまち」の場所は奈良公園の南側にあり、奈良公園と一体的に歩いて観光できる場所にあります。JR奈良駅、近鉄奈良駅からも歩いて行くことができる場所で路線バスも通っています。
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「ならまち」は住所ではありません。その周辺一帯を指すエリアの名前として用いられます。
「ならまち」と表現するとき、その場所は媒体によって異なっている場合があります。
▶ならまち(元興寺旧境内周辺)
・観光案内などでよく目にする範囲
・近鉄奈良駅南側を「ならまち」に含む場合がある
▶ならまち(元興寺旧境内周辺+高畑)
・観光案内などでよく目にする範囲
▶ならまち(元興寺旧境内周辺+高畑+JR奈良駅周辺)
▶ならまち(元興寺旧境内周辺+高畑+JR奈良駅周辺+京終+きたまち+奈良公園)
いずれにしても、共通する事は「元興寺旧境内」にできた街を含んでいるというポイントです。先述のように「ならまち」という正式な住所ではありませんが、この主に元興寺旧境内を中心とした地域を指す言葉を探した場合「ならまち」と表現することが最も適当で有力でしょう。
ならまちの定義は、それぞれの媒体によりますが▼
以降、このページでは主に元興寺旧境内を中心とした場所を「ならまち」として表現します。
奈良の大仏で有名な東大寺や春日大社、興福寺そして鹿が生息する「奈良公園」と「ならまち」は猿沢池を挟んで南隣に隣接している場所にあります。出発地と目的地の場所にもよりますが「散策」として歩く場合はバスに乗る必要もなく一体的に観光ができる距離感にあります。
考古学、文化財としての「元興寺旧境内」には境目はありますが、観光をするにおいての「ならまち」は周囲の街と一体化しており、特にゲートがあるということでもありません。「ならまち」としての境界を線で引くことも難しく「主に元興寺旧境内を中心とした地域」という含みを持たせた表現になってしまいます。
周辺は近代的な街並みの場所も多くあり、また「重要伝統建築物群保存地区」ではありません。あてずっぽうで歩いていると古民家街にたどり着かない可能性もある為、「元興寺」や「格子の家」「奈良町資料館」などランドマークを目指して歩くと良いでしょう。
ならまちの場所について理解した所で、ならまちへのアクセス方法について解説します。
主に元興寺旧境内を中心とした「ならまち」は上の地図では紫色で囲った範囲及びその周辺となります。そのエリアの中心部にある世界遺産のお寺「元興寺」までの距離は以下の通りです。
▶近鉄奈良駅~元興寺 約1km
▶JR奈良駅~元興寺 約1.6km
近鉄奈良駅、JR奈良駅から「ならまち」エリアの元興寺までは商店街やならまちの街並みを経由して行くことができます。(ルートによる。)
また、奈良公園エリアの各施設からは
▶東大寺(中門)~元興寺 約1.8km
▶春日大社(本殿周辺)~元興寺 約2km
▶興福寺~元興寺 500m
となります。
【催事開催時・繁忙日について】
奈良公園周辺にて行事が開催される日や繁忙日は車両通行止めを含む交通規制が実施される場合があります。これとは別にバス運行計画主体者の独自の判断を含み運休やルート変更が実施される場合があります。 >>詳しくはコチラ |
「ならまち」の最寄りのバス停は複数あります。
【奈良交通】
▶奈良ホテル
▶福智院町
▶紀寺町
▶田中町
▶北京終町
尚、運行本数については事前の確認をお勧めします。
【ぐるっとバス 奈良公園ルート】
▶元興寺・ならまち
※ぐるっとバス奈良公園ルートは片方向ループ運転。土日祝を中心とした限定運行。
◎場所によっては近鉄奈良駅や「県庁前」バス停から歩いた方が良い場合もあります。
特に目的の施設が無く「街歩き」を楽しみたい場合は、
▶田中町
▶福智院町
▶近鉄奈良駅から徒歩
の利用が無難です。
\奈良交通について詳しく!/ |
\観光客向け100円バス/ |
「ならまち」はエリア内中央を東西に貫く「ならまち大通り」と「ならまちセンター」前の道路の一部を除き、細い道路が入り組んでおり自動車での乗り入れは向いていない街です。
ならまちのエリア内にある施設は直営の駐車場を持っていない事が多く、事前の確認をお勧めします。
「ならまち大通り」沿道や「ならまちセンター」周辺にいくつかのコインパーキングがありますが、いずれもテーマパークや商業施設のような大規模な駐車場ではありません。休日には満車になっていることも多く、近鉄奈良駅周辺の民間駐車場、JR奈良駅周辺の市営駐車場に目を向ける必要があります。