奈良-高畑の見どころ


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高畑とは

 奈良公園の南側にあり、土塀が続く静かな住宅街です。文豪志賀直哉の旧居やカフェなどが点在します。新薬師寺の十二神将は圧巻。今も営みが続く奈良の旧市街を散策できるエリアです。

 ▶ポイント  
 ・土塀が特徴的な民家が残る奈良の旧市街。
 ・カフェなどの店が点在する。
 ・志賀直哉旧居、新薬師寺などのスポットがある。
 ▶アドバイス

 ・媒体によっては「高畑」も「ならまち」として取り扱われる場合があります。

 ・住所「高畑町」は観光案内での「高畑」とは異なる事があります。詳細※1

※1 観光案内で通常は「高畑」と表現しない「ならまち」の一部、奈良ホテル周辺、猿沢池周辺、奈良公園浅茅ヶ原園地付近についても住所は「高畑町」となっています。

高畑はまちあるきスポット

 「高畑」は「新薬師寺」に代表されるような文化財を巡りながら、その周辺のまちなみや点在する店舗を歩いて巡る「まちあるきスポット」です。

◎筆者からのコメント◎
 このページでは「高畑」のランドマークとなる「お寺」などの文化財などの公開施設を一覧形式で紹介しています。

高畑のMAP

(図中オレンジ線は、「新薬師寺」から「百毫寺」への徒歩ルート例 )

 ↓ 一覧を表示する

▶お隣「ならまち」についてはコチラから

・元興寺

・奈良町資料館

・奈良町にぎわいの家

など詳しくは記事へ… 

高畑のおすすめスポット

新薬師寺

(地図:3番)

【ジャンル】:寺院(奈良時代発祥)

【概要】:光明皇后が夫の聖武天皇の病気回復を願って建てた寺院。伽藍があったが平安時代に消失し現在は本堂を中心とした寺院。

【みどころ】:本堂(国宝)、薬師如来坐像(国宝)、十二神将立像(補作一体を除き国宝)

【行き方】:奈良交通「破石町」下車徒歩20分程。駐車場あり。道幅狭し。

志賀直哉旧居

(地図:2番)

【ジャンル】:家屋公開(昭和初期)

【概要】:小説「暗夜行路」で知られる作家志賀直哉が自ら設計した住まいを公開。

【みどころ】:建物外観、内部及び庭(建物は国登録有形)

【行き方】:奈良交通「破石町」下車徒歩10分程。駐車場なし。道幅狭し。

頭塔

(地図:1番)

※2022年12月1日より修理のため当面の間見学を休止※

【ジャンル】:遺跡(奈良時代)

【概要】:土を盛られて作られた仏塔。発掘調査の結果を基に平成時代に北側を中心に外観が復元された。

【みどころ】:頭塔石仏(重文)ほか外観

【見学方法】:当面の間休止

見学再開の場合は奈良県公式サイト内の紹介ページにて告知されます。

【行き方】:奈良交通「破石町」下車徒歩5分程。駐車場なし。道幅狭し。


入江泰吉記念奈良市写真美術館

(地図:4番)

【ジャンル】:博物館(写真)

【概要】:奈良市生まれで昭和時代に活躍した写真家入江泰吉の写真作品のほか、若手写真家などの優れた写真作品の展示。(内容は時期による)

【行き方】:奈良交通「破石町」下車徒歩15分~20分。駐車場あり。道幅狭し。

百毫寺

(地図:5番)

【ジャンル】:寺院(鎌倉時代以降)

【概要】:新薬師寺から高円山の山麓を歩いて15分程にある寺院。境内からは奈良盆地を一望できる。

【みどころ】:木造阿弥陀如来坐像(重文)、閻魔王坐像(重文)、椿(県天然)

【行き方】:奈良交通「高畑住宅」下車徒歩15分~20分。駐車場なし。道幅狭し。(奈良交通「百毫寺」バス停は一日に数本。)

不空院

(地図:6番)

【ジャンル】:寺院(平安時代発祥)

【概要】:奈良時代は鑑真和上の住まいで平安時代に空海によりお堂を建てたのが始まり。その後消失するが大正時代以降に現在の寺域が整えられた。

【みどころ】:木造不空羂索観音坐像(特別拝観時に公開、重文)、境内は自由参拝。

【行き方】:奈良交通「破石町」下車徒歩15分~20分。駐車場なし。道幅狭し。


奈良町天神社

(地図:7番)

【ジャンル】:神社(平安時代発祥)

【概要】:興福寺に関連して建てられた神社。菅原道真を祀る天満宮。建物は江戸時代の再建。

【みどころ】:小高い丘の上に立つ杜と鳥居前から見下ろす奈良の景色

【行き方】:奈良交通「奈良ホテル」下車徒歩10分程。駐車場なし。道幅狭し。

瑜伽神社

(地図:8番)

【ジャンル】:神社(奈良時代発祥)

【概要】:平城遷都より神道に関わる場所。中世には山城があったとされる。興福寺に関連した神社でもあった。

【みどころ】:小高い丘の上に立つ社殿と杜。

【行き方】:奈良交通「奈良ホテル」下車徒歩5分程。駐車場なし。道幅狭し。



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