0円で楽しめる『平城宮跡』見どころ&散策ガイド

 話題の「朱雀門ひろば」や世界遺産「平城宮跡」を含む「平城宮跡歴史公園」は入園、入館は全て0円で楽しむことができます。「何にもない」場所をわかれば奈良時代が見えてくる平城宮跡の見どころを散策視点でご紹介します。


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天平みはらし館からの眺め
天平みはらし館からの眺め

平城宮跡は0円で楽しめる!?

入園、入館は無料です。

 平城宮跡/平城宮跡歴史公園は入園無料、また園内各地にある施設は全て入館無料です。

 

有料の場合

 朱雀門ひろば交通ターミナル内駐車場への駐車奈良めぐり平城宮跡前駐車場への駐車レンタサイクル、売店などでの購買、レストランでの食事、有料の体験プログラムなどへの参加などが有料となります。

奈良公園から100円の直通バスも

平城宮跡歴史公園に入る「ぐるっとバス 大宮通りルート」
平城宮跡歴史公園に入る「ぐるっとバス 大宮通りルート」

最寄駅からのアクセス

 平城宮跡/平城宮跡歴史公園の最寄り駅である「大和西大寺駅」や、奈良公園方面・近鉄奈良駅方面からは観光客向け100円バスの「ぐるっとバス 大宮通りルート」があり便利にアクセスすることができます。

 

詳しくはコチラから

 アクセスについての詳しい情報は以下のページをご覧ください。

>>平城宮跡のアクセス

>>大和西大寺駅から平城宮跡の徒歩経路

>>平城宮跡の駐車場

平城宮跡って何?

平城京の中にあった皇居+官庁街

平城京の地位関係の概念図
平城京の位置関係の概念図

 平城宮跡は奈良時代にあった宮殿「平城宮」の跡地です。「平城宮」は奈良時代の首都である街「平城京」の北の端にありました。

 「朱雀門」を越えた先にある「平城宮」では国家としての役所機能の他、天皇の儀式を行う場所、天皇の住まいがありました。現在に置き換えると皇居と官庁街と言った様子でしょうか。

もっと詳しく

平城京と平城宮の違い

 

保存運動と研究

 日本の都が平城京から長岡京(その後平安京)へ移ると「平城宮」の跡地は田畑へと姿を変えていき人々から忘れされてて行きました。その後、江戸後期から大正時代を中心とする平城宮の場所の確定と民間人による保存運動の結果、現在ではその大部分が保存されています。

 今、目にすることができる朱雀門などの建物は考古学研究に基づき平成以降に復原されてた建物です。平城宮跡の地下には柱の跡や基礎となる石、奈良時代の文章が読み取れる木の棒などが土の中にある文化財=「埋蔵文化財」として今も眠っています。順次発掘調査が続けられていますが、その広さゆえ全てを調査するにはまだ時間が必要です。

 

国営公園としての整備

 平成後期以降、「平城宮跡」は国営公園としての整備が続き、2018年には第一期が開園しています。現在も引き続き整備工事が行われていますがその工事は一部分であり、国営公園として開園していないエリアについても一体的に散策することが可能です。

 また、主に朱雀門の前を中心として「平城宮」の外側にも県と国が公園施設を整備し、一体的に「平城宮跡歴史公園」として運営されています。

 

もっと詳しく

平城宮跡の「国営」「県営」って?

 

朱雀大路
朱雀大路

平城宮跡散策のコツ

巨大な平城宮跡は計画的に散策

 平城宮跡は甲子園球場が約30個分程度の面積がある巨大な公園です。ある程度の計画を立てて散策をしないと大変なことになります。しかし、見学ができる復元建物や展示施設はおおよそ平城宮跡の中央にはなく、時計回りか反時計回りで散策することをお勧めします。

 尚、この記事では「朱雀門ひろば」を拠点に時計回りに散策するルートで解説します。

 

定休日、運営時間にご注意を

 平城宮跡内にある施設はそれぞれ5つの団体がそれぞれ管理しています。管理団体により定休日や運営時間が異なりますのでご注意ください。

>>平城宮跡の営業時間など 

 

平城宮跡の見どころ

平城宮跡の見どころ「朱雀門ひろば」

<船あり、カフェあり、土産あり。朱雀門ひろばの門前施設!>

上記地図…黄色枠内

朱雀門ひろば-復原遣唐使船
朱雀門ひろば-復原遣唐使船

 「朱雀門ひろば」は2018年にオープンした施設群の名称です。カフェや展望台、シアターがある場所です。

 

>>朱雀門ひろばについて詳しく! 

 

▶天平みつき館

 お土産物

▶天平うまし館

 レストラン、カフェ、遣唐使展示

▶天平みはらし館

 展望台、VRシアター

▶復元遣唐使船展示

 遣唐使の船の復原

▶天平つどい館

 団体集合場所

▶平城宮いざいない館

 ガイダンス施設

▶朱雀大路

 奈良時代の道路の復原

▶二条大路

 奈良時代の道路の復原

 

平城宮跡の見どころ「平城宮いざない館」

<まずはココから!「平城宮跡」とは何か?を知るガイダンス施設>

上記地図…5番

(朱雀門ひろば内)

平城宮いざない館
平城宮いざない館

 「朱雀門ひろば」内に位置する「平城宮いざない館」は「平城宮跡とはどんなところか、何があるか、何があったか」を知ることができる展示施設です。今の平城宮跡や奈良時代の様子について映像や模型、ハンズオン展示や、本物の出土品の展示がなされています。

目安所要時間:30分~

 

 

平城宮跡の見どころ「朱雀門」

<復原された「平城宮」の正門。この門の先が平城宮跡。>

上記地図…2番

朱雀門
朱雀門

 「朱雀門」は平城宮の正面玄関です。この門をくぐって平城宮の中へ!

目安所要時間:5分~

 

 

平城宮跡の見どころ「平城宮跡資料館」

<奈良文化財研究所による発掘・研究の方法と、その成果を展示>

上記地図…7番

平城宮跡資料館
平城宮跡資料館

 「平城宮跡資料館」は平城宮跡を長きにわたって発掘調査を実施している「奈良文化財研究所」による施設です。館内には発掘調査のあらましを模型で展示している他、出土品や研究の成果を室内に復原しています。

目安所要時間:20分~

 

 

平城宮跡の見どころ「復原事業情報館」

<復原が進む「第一次大極殿院」の工事の様子を学ぶ>

上記地図…6番

復原事業情報館
復原事業情報館

 国土交通省の事業によって復原される「第一次大極殿院」(正殿は文化庁事業)の事業について紹介している施設です。

目安所要時間:10分~

 

平城宮跡の見どころ「第一次大極殿院正殿」

<復原された平城宮のメイン施設。建物の中には天皇の空間。>

上記地図…1番

第一次大極殿
第一次大極殿

 奈良時代前期の「メイン」の施設である「第一次大極殿院」です。2010年に復原され内部には高御座が再現されたものも展示されています。

目安所要時間:10分~

 

平城宮跡の見どころ「第二次大極殿」「内裏」

<基壇や柱の位置を示し、かつての様相を伝える。>

上記地図

 第二次大極殿…13番

 内裏…14番

第二次大極殿
第二次大極殿

 奈良時代後期の「メイン」の施設が「第二次大極殿院」です。基壇の礎石部分が復原されています。また、この北側には内裏=天皇の住まいがあり柱の場所が植栽によって表現されています。

目安所要時間:5分~

 

平城宮跡の見どころ「復原推定宮内省」

<奈良時代の役所を復原して今に伝える。>

上記地図…8番

復原推定宮内省
復原推定宮内省

 推定宮内省の建物を復元した施設です。

目安所要時間:5分~

 

平城宮跡の見どころ「遺構展示館」

<出土した遺跡の「本物」を見る。>

上記地図…8番

遺構展示館
遺構展示館

 「遺構展示館」は平城宮跡の地下に眠る柱の痕跡や残された建物の痕跡=「遺構」をそのまま展示した施設です。

目安所要時間:20分~

 

平城宮跡の見どころ「東院庭園」

<復元された奈良時代の庭園。特別名勝に指定。>

上記地図…3番

東院庭園
東院庭園

 奈良時代の庭園を復原した「東院庭園」は国指定の特別名勝に指定されています。

目安所要時間:15分~

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