平安京と平城京の違いは【場所】と【時代】

 平安京は現在の京都市で794年~1869年(明治2年)まで日本の首都だった場所です。平城京は現在の奈良市付近で奈良時代のうち一時的にお異なる場所が首都だったものの710年~784年まで日本の首都だった場所です。


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平城京と平安京の違い① 場所

▶平城京は、現在の

 奈良県奈良市、大和郡山市のそれぞれ一部

 

▶平安京は、現在の

 京都府京都市の一部

 

平城京と平安京の違い②時代

▶平城京(奈良)は

 奈良時代の始まりである710年に遷都

 

▶平安京(京都)は

 平安時代の始まりである794年に遷都

遷都について

 遷都(読み:せんと)は、都を他所からうつすことです。

時代=京ではない

 先述の通り時代区分の始まりと遷都のタイミングは同じですが、奈良時代においては平城京遷都後に恭仁京(京都府木津川市)、紫香楽宮(滋賀県甲賀市)、難波京(大阪府大阪市)そして平城京に戻る遷都を繰り返していることに注意が必要です。また平城京から平安京に直接遷都したわけではなく長岡京(京都府長岡京市、向日市、京都市)に遷都した後に平安京に遷都します。

 

 平安京は794年から1869年(明治2年)まで、短期間ではあるが福原京に遷都していた時期がありますがその期間を除いて日本の首都であり続けました。

 


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