吉城園周辺地区2020年の記録
奈良公園の玄関口である「県庁東」交差点付近「旧知事公邸」や県が管理する庭園「吉城園」がある一帯を現在の雰囲気をそのままに保存するところは保存して活用しようという計画があります。奈良県により「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」として進められています。
その計画のあらましについては奈良県の公式サイトにて資料が公開されていますので、改め詳しく触れることはしませんが、このブログでは2020年現在の様子として記録しておきます。
計画の対象
対象エリアは、旧知事公邸や旧国際奈良学セミナーハウス、旧青年会館、民間会社の保養施設そして吉城園など複数の施設があります。その中には現在は使われておらず荒廃も進んでいるそうです。
現在の様子
撮影:2020年10月
計画について
奈良県の公式サイトの資料を閲覧していると、現在の地割はほぼ変更せず、土塀も残されるそうで明治期の古都ならではの風景は残されます。それを踏まえつつも現在一般には公開されていない施設、活用されていない土地をレストラン、レセプション、宿泊施設に活用し、吉城園についてはそのほとんどが現在のまま保存されイベント等で活用されます。
2018年には事業者を森トラスト株式会社に優先交渉者が決定しています。
リンク集
▶事業者の公募型プロポーザルについて詳しいページです。
奈良県公式>吉城園周辺地区保存管理・活用事業について http://www.pref.nara.jp/45641.htm
▶活用方法の経過などについて詳しいページです。
奈良県公式>奈良公園地区整備検討委員会 http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=30696