奈良をサイクリングで観光

 奈良市内は自転車、サイクリングで観光をしやすいの?奈良の大仏の東大寺や春日大社、興福寺、平城宮跡、西ノ京など自転車で巡る上で気になる「高低差」を中心にサイクリングでの観光のポイントをチェックします。


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観光地のキョリ間

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サイクリングで観光しやすいの?

 「奈良をサイクリングで観光をする!」と決めても、気になるのがその「走りやすさ」です。自転車があっても坂道だらけではサイクリングで奈良の観光はできません。この記事では「奈良の坂道」に注目してサイクリングのしやすさを解説します。

・地図(画像)OpenStreetMap © OpenStreetMap contributors (Open Database License CC BY-SA)

平城宮跡~奈良駅~奈良公園の東西の移動

※グラフの角度は坂道の勾配角度ではありません。

平城宮跡~九条の断面図

【主に、平城宮跡・大和西大寺~西ノ京の南北の移動】

※グラフの角度は坂道の勾配角度ではありません。

奈良阪~市立病院の断面図

【主に、般若寺~きたまち~奈良公園~ならまち・高畑の南北の移動】

※グラフの角度は坂道の勾配角度ではありません。

サイクリングの観光のしやすさ

奈良公園・ならまち・高畑・きたまち方面

▶近鉄奈良駅、興福寺付近に「一気に登る坂道」

 JR奈良駅から奈良公園に向かってはゆるやかな上り坂ですが、近鉄奈良駅、興福寺付近に一気に登る坂道が出現して一時的に「自転車を押す」ことが必要になるかもしれません。奈良公園内はその坂の地形の上にあり、再び奈良公園の奥「若草山」に向かってゆるやかな登坂になります。

 

▶それ以外は「ゆるやかな傾斜」

 その近鉄奈良駅、興福寺付近の一気に登る坂を除いては基本的には「ゆるやかな傾斜」で自転車では走りやすいでしょう。ただし、高畑地区や雲井坂は、自転車を押すまでもなくても長い差が道が続いているのでジワジワと足に負担が来る道です。

 

▶般若寺付近に「一気に登る坂道」

 きたまちの「般若寺」に向かっては一気に登る坂道が出現し「自転車を押す」必要が出てくるかもしれません。

新大宮・平城宮跡・西ノ京方面

▶基本的には平坦

 JR奈良駅、新大宮、平城宮跡、西ノ京は川の堤防などの地形を除いて基本的には平坦に近い地形をしています。各観光スポット同士も微妙に離れている距離で自転車での観光が「しやすい」環境にあると言えます。

 

▶北(平城宮跡大極殿)に向かってジワジワと登坂

 基本的には平坦ですが、西ノ京から見て平城宮跡大極殿方面=北に向かってジワジワと登り傾斜の地形です。長い間北に向かって走り続けると足に負担があるかもしれません。

 

▶西端、北端はアップダウンの激しい地形

 西ノ京の近鉄奈良線より西側や、平城宮跡の北側(佐紀古墳群、佐保路)は平坦な地形の端になり、アップダウンの激しい地形です。

クレジット

・地図(画像)OpenStreetMap © OpenStreetMap contributors (Open Database License CC BY-SA)

・断面図(画像)地理院タイル (標高タイル)を「Web地形断面図メーカー」サイトで作成 (生成画像に筆者加筆)


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