平城宮跡 第一次大極殿東楼 見学デッキ公開

 平城宮跡歴史公園の国営側は復原工事が進む第一次大極殿の東楼について素屋根外側から内部を望める見学デッキを2023年3月24日から公開すると発表しました。

 

詳しくは公式サイトの記事へ

https://www.heijo-park.jp/news/%e7%ac%ac%e4%b8%80%e6%ac%a1%e5%a4%a7%e6%a5%b5%e6%ae%bf%e9%99%a2%e6%9d%b1%e6%a5%bc%e5%be%a9%e5%8e%9f-%e8%a6%8b%e5%ad%a6%e3%83%87%e3%83%83%e3%82%ad%e5%85%ac%e9%96%8b%ef%bc%883-24%ef%bd%9e%ef%bc%89/

 

【筆者からのコメント】

 国土交通省による「平城宮跡歴史公園」の整備の一環で、「第一次大極殿院」の復原整備が進められています。2010年にこの事業とは別に文化庁により第一次大極殿院の「正殿」が復原。これ以降は国交省により整備が進められ、2022年に「大極門」の復原が終わりお披露目されました。

 この復原整備については第一次大極殿院の隣にある「復原事業情報館」に詳しく展示されている他、「国営平城宮跡歴史公園」の公式サイト、国土交通省国営飛鳥歴史公園事務所の公式サイトに詳しく記載されてあります。

 

 さて、「東楼」は「大極門」の隣にあり、まだ着手されていない「西楼」を含めると東西に3つの建造物が並ぶことになります。

 「大極門」の復原に使用された工事用の仮設建築物「素屋根」を東側にスライドさせ再度活用されます。

 

 見学デッキは素屋根の外側から復原の作業現場を見学することができるスペースで無料で公開されているものです。「大極門」復原の際にも実施されていた見学デッキも改めて整備されました。(素屋根の中には入れません。)